ガンダムVSシリーズを語る その6 | ON FRIEND

ガンダムVSシリーズを語る その6

はじめに

こんにちは、ゼフィと申します。

今回も、ガンダムVSシリーズの2作目でもある『機動戦士Zガンダム エゥーゴVSティターンズ』について、語らせていただこうかと思います。

今回は、家庭用でのZガンダム通信対戦について語らせていただこうかと思います。

家庭用「機動戦士Zガンダム エゥーゴVSティターンズ」とは

アーケード「機動戦士Zガンダム エゥーゴVSティターンズ」が、

ゲームセンターに登場してから約3ヶ月後位に、プレステ2のソフトとして発売されたゲームであり、通信対戦が新たな形で出来るという事で、プレイヤーに人気があったゲームでした。

自分も、今だにソフトを持っていたりもします。

家庭用という事とで、後に次回のバージョンアップ版(ZガンダムDX)に登場する機体を、

使用する事ができたり(メタス、スーパーガンダム、マラサイなどは強機体だったが)、

ミッションモードでこの時代の物語を一般兵として楽しめる事もできたり、

一番の特徴としては、通信対戦ができるゲームだった事です。

ただし、この通信対戦については後に多くの問題が起こる事になりますが・・・

通信対戦とは

今では、ゲームセンターにて全国対戦が出来る時代ではありますが、

まだこの時代では、通信による全国対戦が出来る機会は少なく、多くのプレイヤーが

対戦を求めて購入をしていました。

それになんと、前作の機動戦士ガンダムの通信対戦とは違い、

KDDIさんが提供していたブロードバンド回線対応ネットワークである「マルチマッチングBB」というサービスにより、

月額料金で自由に遊ぶ事ができるという、とても良かったサービスでした。

後に登場するカプコンさんが発売する「モンスターハンター」も同じサービスで遊べた為、

次回作が登場した時のプレイヤー人口は一番多かったかもしれません。

先程、通信対戦について問題があると書きましたが、

ゲームセンターに登場してからすぐに家庭用が登場し、

月額料金で新機体を含む、全国対戦が出来るという内容により、

ゲームセンターとゲームソフトの販売側にトラブルがあったと聞いております。

お気づきかも知れませんが、家庭用の登場が早かった為にゲームセンターで

プレイするプレイヤーが大幅に減少をしていました。

そのため、次回の作品が出たのを最後に、家庭用にて通信対戦が無くなって

しまう時代が長く続く事となります。

やはり、高い金額を出して筐体やソフトを購入したゲームセンターにとっては、

売り上げなどに関する問題はかなり大きかったのでしょう。

確かに、プレイヤーにとっては一回100円でプレイするのが多かった時代ですから、

月に定額払って無制限に対戦出来るとなったら離れてしまうのは仕方がないと思います。

対戦等について

家庭用という事もあり、やはり多くのプレイヤーがいました。

家庭用から始めた方もいたり、ゲームセンターからのプレイヤーもいたりしましたが、

やはり多くの問題もありました。

通信対戦には勝率があった為に、負けそうになるとコードを抜いて対戦を切断する切断厨が登場したり、

始めた方や初心者を狙い対戦を行う、初心者狩りもあったり、

Gディフェンダーという、常に浮いていられる機体を使って対戦をする、厨房と言われる方もいたり、

ロビーと言われる色々な人とコメントができる場所でひたすら書き込みをしてるロビー厨など、

家庭用ならではの問題も多かったと思います。

ただ、その中でも全国のプレイヤーと繋がる事が出来るというのは、

とても良かった事だったと思います。

通信で会い、その流れでリアルでも会って交流したりする事も出来たので、

ガンダムプレイヤーにとってはとても素晴らしいものでした。

終わりに

今回は『機動戦士Zガンダム エゥーゴVSティターンズ』での通信対戦について語らせていただきました。

プレイヤーにとっては、楽しく凄く良かった部分は多かったですが、別の所では

多くの問題も抱えてしまったという作品でもありましたね。

次回は、Zガンダムのバージョンアップでもある『機動戦士ZガンダムDX エゥーゴVSティターンズ』について語らせていただこうかと思います。

お読みいただきありがとうございました。