今回は、セブンアンドアイグループを知っている身として、
文章を書かせて戴こうかと思いますのでよろしくお願い致します。
先日、セブンアンドアイホールディングスに大きな速報がありました。
私は多少セブンアンドアイグループについて知っている部分はありますが、
とうとう来たかという感じではあります。
元々、売上の良いセブンイレブンに対し、イトーヨーカドーなどは首都圏以外の利益が取れない地方に関しましては、
売却をするか閉店する方向がありましたので当然なのかなと判断をしております。
では、何故利益を取れていない場所に、大きな手を加えられなかったのかというと、内部の人間が何か色々といったりしてますが、一番は派閥が原因だと考えられます。
名前は聞いた事があるかと思いますが、現イトーヨーカドーを作りあげた伊藤氏の派閥、そして日本のセブンイレブンを成功させた鈴木氏の派閥、
この派閥の問題が一番であったと思います。
鈴木氏の派閥は、イトーヨーカドーを無くしたいとずっと話しておられたのに対して、伊藤氏の派閥はイトーヨーカドーがあるからこそ今のグループがある。
その二つの考えがある派閥があるからこそ、大きな手も打てず前進も出来なかったのではないかと考えております。
そして、今回の7ペイの大失敗。
これが、歯車を動かす原因になったのであります。
個人的な見解と致しまして、今回の原因となった一つの要因としましては、
このグループには優秀な人材が育たなかったという理由があったのではないのかと考えております。
実際に本部の人間も、人材が少ないという事は嘆いていた節はございました。
特に若い人材や、中間層の人間は少ないという事があります。
理由としては、先程触れた事にもありますが、本部の上層部に近くなるほど、
伊藤派か鈴木派なのかという派閥の問題もありますし、
派閥によって上層部に変化が起きた時などで新しい戦略も打ち出せない。
古い体質の人間が上の方で、ただ回っていて中身に変化が無いようでは、
セブンアンドアイグループに大きな変化は起きないのではないだろうか。
だがその一方、その下の部分の人間を育てなかったばかりに人材がいないので変化も出来ない。
もはや、手詰まりの状態に近いのではないのであろうか?
その逆に、セブンアンドアイから離れた人間は、イオングループへと勤めたり、
別の大規模な企業へと移って行ったという事はよく耳に致しました。
そして、殆どの方が話すのは、セブンアンドアイで出来なかった事が、
他の場所では挑戦させてもらえるとの話を教えていただいた事があります。
そして上手くいってるや明るい報告もあったので、その部分は他社の成長にも一つ繋がっている可能性はあるのではないかと判断できますね。
最近の事では、大失敗に終わった7ペイなどを含め、専門的な知識の少ない人間などが作りあげたハリボテの企画などは、当たり前な事や足元などをすくわれて、
無駄となる事は想像出来たのではないのかと私は感じました。
利用する側の不安や目線で考えていたのではなく、会社としての目先の利益を優先したばかりの大損失であったのではないのかなと考えております。
結果、億単位の資金や時間を長くかけて計画した事が、たかが三日で全てが終わり今回の事に対して決断したのではないのかと思っております。
セブンアンドアイについて語らせていただきました。
これからの時代、手軽に立ち寄れるコンビニが登場し、スーパーなどの販売店が苦戦している時代ではあります。
そして、これからはコンビニなどを含めて、お客様が立ち寄る店というよりも商売する側がお客様に商品をお届けする時代へと変化をしております。
今、セブンアンドアイグループではオムニ7を含めて、多くの戦略を打ち立てているかと思います。
私は、こちらのグループについて知っている部分はありますので、
この苦難を乗り越えて新しい商売への挑戦を含めて頑張って欲しいと感じております。
長き記事をお読みいただきありがとうございました。