- こんにちはヨシヲです!
今回お話しする事は敵を作らず、好印象を与える手段についてお話させていただきます。
人は否定されることをとても嫌います。
相手の言うことをすべて否定してください。
確実に嫌われてしまいますよね?
否定というのはその事に対しての否定ではなく、自分そのものを否定されているように感じさせてしまうのです。
本人の存在自身を否定している位、重要な事だと思っていただいてかまいません。
人間心理の法則というのは、
『人に似ているものに魅力を感じ、異なった者に嫌悪感を抱く』
という法則性があります。
どんなに自分に非があったとしても、頭ごなしに怒られたり、攻撃された場合反論したくなるのは、人の防衛本能によるものなのです。
これにより嫌悪感を抱き、嫌いになったり嫌われてしまうのです。
もしアナタの口癖に、
『いや…、でも…、そうじゃない』
など、否定する言葉がある場合は注意してください。
知らぬ間に敵を作る可能性があります。
そもそも一般常識というものは、必ずしも全員の一般常識とは限らないのです。
例えば、アメリカ、ロサンゼルスで日本の寿司が食べたいと頼みました。
出てきたお寿司は、想像していたシャリの上に刺身が乗っているポピュラーなものではない『カリフォルニアロール』が出てきました。
これが出てきた時の返答は大体3パターンあります。
- 無言で食べる。
- 正しい日本の寿司を教える。
- なぜこれを作ったのか確認する。
大概の方は1か2で答えます。
3を選ぶ人が極端に少ないのです。
これが一般常識の違い、『価値観の違い』なのです。
3つの中で一番生産性のあるものは3だと気づいてるかと思いますが、自分のほうが良く知っている、正しいと思ったことは相手に良かれと思って、ついついアドバイスをして相手の意見を否定してしまうのです。
(ちなみに、カリフォルニアロールは、ロサンゼルスで日本人の寿司職人がアメリカ人の海苔を気味悪がる性質から、あえて内側に隠すおもてなしから生まれた、アメリカ生まれの日本人の料理です。)
もし否定や反論したい場合は、肯定した上での意見してください。
『○○さんの言う事も分かる。○○なんだね。俺はこう思っていた。』
こうする事で意見交換になるのです。
意見交換をする事により、相手の一般常識を知り、価値観を共有する事が出来ます。
こうして共有、同調、相互理解する事により心理の法則、
『似ているものを魅力を感じる』
が成立し、相手を好きにさせる事が出来るのです。
今回はこれで終わりますが、この1歩前に進むという行為が非常に大切です。
努力を惜しまず、モチベーションを高く保ち、ぜひ頂上の景色を共に見ましょう